サポート対象機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 00:35 UTC 版)
OS/2は、IBMとマイクロソフトによるDOS(PC DOSおよびMS-DOS)後継の次世代OSとして共同開発され、DOSと同様に2社間でOS供給の役割分担が行われた。 IBM OS/2 - IBM製品向け(世界)PC/AT、PS/2、PS/ValuePoint、PC Server Series/PC Series、ThinkPad、Aptiva、NetVistaなど (日本独自仕様)マルチステーション5550、PS/55など Microsoft OS/2 - IBM以外へのOEM版(世界)ASTリサーチ、コンパック、デル、DTK、ヒューレット・パッカード、三菱電機、NCR、NEC、ノキア、オリベッティ、タンデムコンピューターズ、タンディ・コーポレーション、東芝、ユニシス、ゼニスなど (日本独自仕様)NEC PC-9800シリーズ、富士通 FMRシリーズ、東芝 J3100、三菱電機 Multi16などAX協議会各社など Microsoft OS/2 は 2.1 で終了したが、IBM OS/2 2.1 よりIBM製品以外のPC/AT互換機もサポート対象に追加された。 日本では東芝はIBM OS/2 (Warp V3まで)、日本電気はIBM OS/2 (Warp 4まで)をサポート・販売した。この他、金融機関のATM、POS端末、森精機製作所(現・DMG森精機)のCNC旋盤、日立国際電気製の縦型拡散炉/減圧CVD装置VERTEXシリーズ、QuixAceシリーズ、ALDINNAシリーズで使用されている装置制御システムCX-3000シリーズなどの各種の産業機器や組み込み機器もOS/2を使用した。
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