サポーターとモットー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 18:35 UTC 版)
「アイルランドの国章」の記事における「サポーターとモットー」の解説
アイルランドの紋章にはサポーターがいない。ただし、歴史的には、紋章の描写にさまざまなサポーターが付き添っている。たとえば、テューダー朝時代の後期には、ウェールズとイングランドを表すドラゴンとライオンを伴った描写が現れた。テューダー人はイングランドの君主だったが、ウェールズの家系だった。後世紀、イングランドとスコットランドの王冠連合に続いて、描写はライオンとユニコーンを伴って現れ、イングランドとスコットランドを表した。その他の描写には、アイルランドを表す2つの雄鹿、または雄鹿とライオンが含まれていた。ただし、これらはいずれも紋章の一部ではなく、芸術ライセンスの観点から解釈する必要がある。 愛国心が強いモットー、「Erin Go Bragh(アイルランド永遠に)」、聖パトリック勲章のモットーの「Quis separabit?(誰が我々を分離させるのか?)」、連合アイランド人会のモットーの「It is new strung and shall be heard(新しく、聞かれる必要がある)」など、アイルランドに関連するいくつかのモットーが竪琴の表現と一緒に使用されている。しかし、紋章のモットーがアイルランドに与えられたことはなく、紋章を伴うものはない。
※この「サポーターとモットー」の解説は、「アイルランドの国章」の解説の一部です。
「サポーターとモットー」を含む「アイルランドの国章」の記事については、「アイルランドの国章」の概要を参照ください。
- サポーターとモットーのページへのリンク