サウス・ロンドン
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「ロンドン・ブライトン・アンド・サウス・コースト鉄道」の記事における「サウス・ロンドン」の解説
ヴィクトリア・ステーション・アンド・ピムリコ鉄道会社(英語版)(VS&PR)は、LB&SCR、L&SWR、GWR、L&NWRが共同で出資した別の合弁会社、ウェスト・ロンドン・エクステンション・ジョイント鉄道とも接続しており、両鉄道間の貨物輸送とロンドンを横断する旅客列車の運行を可能にしていた。この路線は1863年に開業し、同じ年にはLB&SCRとL&SWRが合同でクラパム・ジャンクション駅を開業させた。またLB&SCRはクラパム・ジャンクションからアディソン・ロード駅までの旅客列車も運行していた。 ウィンブルドン-ウェスト・クロイドン線(英語版)は、LB&SCRとL&SWRの本線間を繋ぐ独立した鉄道として1855年10月に開業した。開業後数ヶ月間は技師のジョージ・パーカー・ビダー(英語版)が路線を運行していたが、1856年にはLB&SCRにリースされ、その後1858年に同社が買い取った。 LB&SCRはこれらの路線工事と同時にLC&DRと協力し、ロンドン・ヴィクトリア駅、ロンドン・ブリッジ駅の二大ターミナルを結ぶサウス・ロンドン線(英語版)の建設を行なった。LC&DRはこの路線をヴィクトリアからブリクストンまで利用し、LB&SCRはデンマーク・ヒル(英語版)、ペッカム(英語版)を通過してサウス・バーモンジー(英語版)でロンドン・ブリッジ駅へと向かう本線に接続する路線を新設した。
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