サイエンスプロデューサーとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 01:18 UTC 版)
「米村でんじろう」の記事における「サイエンスプロデューサーとして」の解説
サイエンスプロデューサーという肩書きは、米村自身の造語で、都立高校教諭を辞めるときに、科学番組の企画や教材作成など裏方の仕事を意図してつくった言葉である。期せずして人前に出る仕事が多くなったが、「人前で話をするのは向いていない」と考えている。 都立高校教諭という安定した仕事を辞めてサイエンスプロデューサーを選んだ理由として、「学校という枠を離れて、教育とか生徒とか、あるいは社会とかというものを考えてみたかった」と語っている。同じようにテレビに出演して科学実験の実演を行っていた滝川洋二は自身について「目標はあくまで理科教育」と語るのに対し、「教育という視点を外してから、すごく楽になった。子供たちが、もっと驚き、もっと笑うステージにしたい。ドリフターズが理想」とも語っている。 また米村は「科学は、最先端なものとか役に立つとかどうかという視点だけではなく、(古い原理のものでも)楽しんで喜んでもらえるものとして伝えていきたい」「音楽が『音を楽しむ』と書くように、科学も科学を楽しむ『科楽』として、一般の人にどう表現して、伝えられるのか追求していきたい」と述べている。
※この「サイエンスプロデューサーとして」の解説は、「米村でんじろう」の解説の一部です。
「サイエンスプロデューサーとして」を含む「米村でんじろう」の記事については、「米村でんじろう」の概要を参照ください。
- サイエンスプロデューサーとしてのページへのリンク