コース変更と改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:34 UTC 版)
「岡山国際サーキット」の記事における「コース変更と改修」の解説
基本的に開設時とほぼ同じレイアウトのコースであるが、一部改修が行われている。 モスSは高速で通過するコーナーでありながらセイフティーゾーンが狭く、バイクでの死亡事故が発生したのを契機に改修され、コーナーのRが緩く変更されたが、2010年5月29日に同じ箇所で死亡事故が発生している。2017年4月にはモスSでオイル漏洩によりバイク7台が転倒し、男性2人が死亡、5人が重軽傷する事案が発生し訴訟となった。遺族らは損害賠償とともにモスSのコース改修を求めた。2021年12月20日、岡山地裁は運営会社のオイルフラッグの不掲示に関する義務違反を認定し、運営会社が原告7人に総額約1億3500万円を支払う和解が成立したが、サーキット側は遺族への謝罪は行わなかった。 またアトウッドコーナー出口のアウト側路面にバンプがあり、これも原因で死亡事故が発生した。2004年にコースの舗装が全面的に改修されたが、依然バンプは残っている。 ピットロードの入り口は当初最終コーナー手前にあり、高速コーナーであるマイクナイトコーナー出口にあたるため追突事故が多かった。現在はマイクナイトコーナーより手前の位置に変更されている。 2020年のコース改修では、ウィリアムズコーナーの外側に二輪用シケインが新たに設置された。併せて、モスSのエスケープゾーン拡張の改修も行われた。
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