コントラバスの音とは? わかりやすく解説

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コントラバスの音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 01:21 UTC 版)

コントラバス」の記事における「コントラバスの音」の解説

譜例: 調弦実際の音は1オクターブ(ソロチューニングでは短7度)低い。(後述) C装置の例 コントラバスは、その太く低い音が特徴的である。 現在の一般的な調弦は、4弦の場合、高い方から中央ハ1オクターブ完全4度下のト(G、ソ)、以下完全4度ごとにニ(D、レ)、イ(A、ラ)、ホ(E、ミ)であり、それぞれ、第1弦=G線、第2弦=D線第3弦=A線、第4弦=E線呼ばれる。5弦の場合はさらに低い弦として第5弦を備えており、レスピーギなどの場合はロ(H、シ)またはベートーヴェン場合はハ(C、ド)に調弦する。楽器の構造完成するのが比較遅かったこともあり、19世紀初期までは3弦(高い方からG、D、Aの四度調弦やA、D、Gの五度調弦もあった)の楽器など、弦の数や調弦さまざまな楽器混在していたが、現在では上記調弦による4弦または5弦の楽器にほぼ統一されている。なお、独奏場合には、これよりも長2度高く調弦することがあるコントラバスパガニーニとも呼ばれているイタリアバス奏者ボッテジーニ考案したこの調弦法を「ソロチューニング」と呼び輝かしく、よく通る独奏向き音質に変わる。やや細く作られた弦(通称ソロ弦」)を使用することも多い。 一般に調弦D線もしくはA線から初めフラジオレットハーモニクス)を用いて隣同士の弦を合わせる。 4弦のコントラバスには一番低い弦の音をEから下にCまでの各音に切り替えられるようにする装置(C装置)取り付けたものもある。その場合、チェロの最低音より1オクターブ低い音まで出すことができる。

※この「コントラバスの音」の解説は、「コントラバス」の解説の一部です。
「コントラバスの音」を含む「コントラバス」の記事については、「コントラバス」の概要を参照ください。

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