コマーシャルに採用された経緯とプロモーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 10:10 UTC 版)
「異邦人 -シルクロードのテーマ-」の記事における「コマーシャルに採用された経緯とプロモーション」の解説
「くっきりタテ7」のコマーシャルソングの歌手候補として、電通から井上陽水・大橋純子・当時デビュー前の久保田小百合(後の久保田早紀)の3人の候補を提示され、三洋電機の意向により久保田に決定した。歌手の決定後、候補作として三洋電機に2曲が届けられ、一つはこの曲(当時のタイトルは「白い朝」)、もう一つはシルクロードをイメージして書かれた「絹の道」であった。三洋電機の宣伝部長や企画課長、電通は「絹の道」を推したものの、当時三洋電機の営業本部でマーケティング担当だった亀山太一の判断でこの曲に決定。曲の終わりの「ちょっとふり向いてみただけの 異邦人」というフレーズをキャンペーン・ワーズにするよう指示した。 三洋電機はポスターやカタログ・屋外広告・パッケージにこの曲の歌詞とシルクロードの代表的なシーンを掲載させ、CMの放送前から社内・営業所・販売店でテープを流し、放送後は葉書によるリクエスト参加を呼びかけるなど、社を挙げての曲のプロモーションを展開した。 1979年10月1日に「異邦人」のレコードが発売され、同年10月14日からテレビCMの放送が開始された。同年11月19日、フジテレビ『夜のヒットスタジオ』に初出演した。
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