コッツウォールド・ゲームズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 15:56 UTC 版)
「チッピング・カムデン」の記事における「コッツウォールド・ゲームズ」の解説
詳細は「コッツウォルドオリンピック」を参照 17世紀の初頭から、この町では、田舎のスポーツの競技会が行われてきた。ロバート・ドーバーが、この競技会をコッツウォールド・オリンピックゲームズというかたちに変えた。このオリンピックは、毎年、春の後半の連休が終わった後、(通常、5月末か6月初め)の夏の金曜日の午後、チッビング・カムデンの近くのドーバーの丘(ロバート・ドーバーの所有地だったところ)で開催された。この競技会の名物は、足のすねの蹴り合いである。干し草をスボンのすねの部分に詰め込み、上半身で互いに組み合って相手のすねをける。地面に膝がついたら負である。その他には綱引き、障害物競走などが行われた。競技会の終わりには、巨大な焚き火や花火が打ち上げられたりする。その後町まで松明を手に持って行進し、広場で地元のバンドの演奏に合わせて踊りまわる。翌日は、スキャトルブルック・ウェイク(The Scuttlebrook Wake)という名前の、仮装行列や子どもたちのパレードがある。地元の有力者たちが昔ながらの衣装に身を包み、女王につき従い、女王には4人のお付と小姓が後に続く。これらは飾り立てられた山車に乗って、モリスダンスを踊る男たちに付き添われて町の中心まで練り歩く。その後、表彰式やメイポールの展示、二つの小学校の子どもたちのカントリーダンス、モリスダンスなどが行われる。それが終わると、催し物会場は、町の中心部のレイボーンに移る。救貧院にお祭り会場のステージが設けられ、催しは深夜まで続く。
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