グラフ表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 11:00 UTC 版)
詳細は「両対数グラフ」および「片対数グラフ」を参照 左上のグラフはx軸、y軸ともに線形であり、y軸の範囲は0〜10である。左下のグラフのy軸には10を底とする対数スケールが使用され、y軸の範囲は0.1〜 1,000である。右上のグラフはx軸のみに対数スケールを使用し、右下のグラフはx軸とy軸の両方に対数スケールを使用している。 データが次のような場合には、対数スケールで表示すると便利である。 実際の値ではなく値の対数を使用すると、範囲がより管理しやすいサイズに縮小されるため、広い範囲の値を表示できる。 指数関数や冪乗則を含んだデータを直線で表すことができる。 計算尺には対数スケールがあり、ノモグラム(計算図表)には対数スケールがよく使用される。2つの数値の幾何平均は、対数スケールでは2つの数値の中間として表される。コンピュータグラフィックスが出現する前は、対数スケールを表すための対数グラフ用紙が一般的に使用されていた。 グラフの水平軸と水平軸の両方が対数スケールになっているものを両対数グラフ、どちらか片方のみが対数スケールになっているものを片対数グラフという。
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