グラフィックスドライバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/06 11:56 UTC 版)
「Microsoft DirectX」の記事における「グラフィックスドライバー」の解説
WindowsがOS標準機能でサポートするOpenGLバージョンは1.1までであり、グラフィックスハードウェア (GPU) ベンダーが提供しているOpenGL対応ドライバー (Installable Client Driver, ICD) をインストールするまで、(たとえハードウェアがOpenGL 1.2以降をサポートしていても)OpenGL 1.2以降の機能を使用することはできない。また、OpenGL 1.2以降で追加された関数を使用するには、ICDがインストールされた状態で、wglGetProcAddress()関数を使用してエントリポイント(関数ポインタ)を取得する必要がある。ICDがインストールされていない状態では、ソフトウェアやDirect3DラッパーによるOpenGL 1.1実装が使用される。 Windows Vistaには最初からグラフィックスドライバーがプリインストールされているが、そのドライバーのOpenGLレイヤーはソフトウェア実装であり、OpenGLを利用したグラフィックスソフトウェアを満足に動作させることはできない。グラフィックスハードウェアベンダーのICDをインストールするまで、OpenGL APIによってハードウェアアクセラレーターを直接駆動することはできない。
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