クロアチア共和国と日本国の関係(1991年〜)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:11 UTC 版)
「日本とクロアチアの関係」の記事における「クロアチア共和国と日本国の関係(1991年〜)」の解説
1991年、クロアチア共和国はユーゴスラビア連邦からの離脱と独立を宣言。1992年6月25日、日本が主権国家としてのクロアチア共和国を承認。1993年3月5日、日本国とクロアチア共和国は両国の間で正式に国交を築いた。同年中にクロアチア政府が在日本大使館を東京に開設、1998年2月1日には日本政府が在クロアチア大使館をザグレブに開設した(それまでは在オーストリア大使館が兼務していた)。 2002年、当時皇籍にあった紀宮清子内親王がクロアチアを訪問した。 2009年4月、クロアチアはアルバニアと同時にNATOに加盟。これによりクロアチアは、日米安保体制下にある日本とはアメリカを共通の同盟国とする準同盟関係になった。 2011年3月11日に日本の東北・関東地方を襲った大地震を受けて、折からザグレブ市内を行進していた5000人のデモ隊が、日本大使館の前で立ち止まって献花や黙祷を捧げて哀悼の意を表明したり、クロアチア赤十字社(クロアチア語版、英語版)より、銀行への送金により集めた21万281クーナ(約327万円)の寄付金、専門ダイヤルによる電話を通じて集めた8万8389クーナ(約138万円)の寄付金、クロアチア共和国政府が拠出した350万クーナ(約5448万円)の寄付金を、日本赤十字社へ東日本大震災の義援金として贈ったりするなど、クロアチア国民は日本に対する根強い連帯感を示した。
※この「クロアチア共和国と日本国の関係(1991年〜)」の解説は、「日本とクロアチアの関係」の解説の一部です。
「クロアチア共和国と日本国の関係(1991年〜)」を含む「日本とクロアチアの関係」の記事については、「日本とクロアチアの関係」の概要を参照ください。
- クロアチア共和国と日本国の関係のページへのリンク