くろ‐あげは【黒揚=羽=蝶】
黒揚羽
黒揚羽蝶
クロアゲハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 02:15 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2024年7月)
|
クロアゲハ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
Papilio protenor demetrius
|
|||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Papilio protenor Cramer, 1775 |
|||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
クロアゲハ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Spangle |
クロアゲハ(黒揚羽、学名Papilio protenor)は、アゲハチョウ科に分類されるチョウの一種。
成虫の前翅長は45 - 70 ミリメートルほどである。翅の表裏とも黒色で、裏面には後翅外縁に赤斑が並び、日本産のものには尾状突起がある。オスには後翅前縁に白い帯が見られる。この白い帯は時間と共に黄味をおびる。春型は夏型よりも小形で、赤斑が発達し、色もより濃い黒色をしている。4月から8月ごろまで年に2 - 4回発生する。ジャコウアゲハやオナガアゲハ、カラスアゲハなどと比べて尾状突起が短い。幼虫はナミアゲハと似ているが、緑色の部分が濃く暗めである。
台湾、中国からヒマラヤにかけて広く分布し、日本においては、ssp.demetriusが本州(主に岩手[1]・秋田県[2])以南の都市近郊や山地に生息している。
幼虫の食草は、カラタチ、ユズ、サンショウ、ミヤマシキミ、ナツミカンなどの柑橘類の葉である。
近縁種
以下の似た種がある。
画像 | 和名 | 学名 | 属 | 科 |
---|---|---|---|---|
クロアゲハ 黒揚羽 |
Papilio protenor | アゲハチョウ属 Papilio |
アゲハチョウ科 Papilionidae |
|
オナガアゲハ 尾長揚羽 |
Papilio macilentus | |||
カラスアゲハ 烏揚羽 |
Papilio bianor | |||
![]() |
ジャコウアゲハ 麝香揚羽 |
Atrophaneura alcinous (Byasa alcinous) |
ジャコウアゲハ属 Byasa |
脚注
- ^ “林業技術センター/樹木園”. www2.pref.iwate.jp. 2025年8月8日閲覧。
- ^ “昆虫シリーズ⑩ 黒っぽいアゲハの仲間 | あきた森づくり活動サポートセンター”. www.forest-akita.jp. 2025年8月8日閲覧。
固有名詞の分類
- クロアゲハのページへのリンク