クライスラー・マツダとの提携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 22:57 UTC 版)
「フィアット」の記事における「クライスラー・マツダとの提携」の解説
2009年1月には、サーベラス・キャピタル・マネジメント傘下で経営再建を目指しているクライスラーに資本参加し、35%の株式を取得する資本提携合意を発表した。フィアットは、クライスラーが北アメリカ市場で燃費性能の高いコンパクトカーを生産するための技術などを提供すると同時に、北アメリカ市場以外におけるクライスラー車の販売でも協力することを表明した。 これを受けて「クライスラー・300」が「ランチア・テーマ」として、「ダッジ・ジャーニー」が「フィアット・フリーモント」としてイタリアをはじめとしたヨーロッパ市場で販売されたほか、「500」がアメリカ市場で販売されることになった。 2010年4月21日、フィアットは産業機械および商用車部門を分離すると発表。翌2011年1月1日にCNHグローバルやイヴェコなどを統括する持株会社であるフィアット・インダストリアルが設立された。 2012年5月23日にマツダと業務提携を発表。マツダ・ロードスターの4代目モデルをベースとした新車を、アルファロメオのブランドで販売する計画を発表した。生産はマツダが担当する。その後、アルファロメオではなくフィアットから124スパイダーとして販売されることが発表された。
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