クハ212形100番台 (T'c)
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「国鉄213系電車」の記事における「クハ212形100番台 (T'c)」の解説
2003年の「マリンライナー」置き換えに伴う編成替えにより、サハ213形から5両が改造された制御車である。当初は4両改造の予定であったが、計画変更で1両追加された。 車体を端から1,900mm分、台枠のみを残して切断し、普通鋼で新造された運転台が取付けられた。そのため、新造車(クハ212形0番台)と比べて側面の白塗りの部分が長い。運転台形状は新造車に基づくが、後退角のない切妻形が特徴である。また、前照灯・尾灯形状が新造車の「四角枠に丸灯」から「四角枠に四角灯」に、排障器(スカート)は改造時より鉄板が太く厚い強化型を装備する。 全車がワンマン運転対応であり、同社のキハ47形ワンマン車のように運転台から前部客用扉までの座席が全て撤去されている。トイレは0番台のような車端部ではなく、前部客用扉の直後に車椅子対応の大型のものが設置され、対向側のスペースも車椅子利用者のために座席が撤去されフリースペースとされた。これらのことから着席定員は減少している。 番号の新旧対照は次のとおり。 サハ213-7 - 11 → クハ212-101 - 105
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