ギャグ漫画家引退宣言
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『失踪日記』出版当時のインタビュー(『芸術新潮』2005年5月号)などで「仕事は来ないし、限界だし、自分を苦しめるだけなので、ギャグ漫画をやめる」と宣言、公式サイトには「今後は暗い漫画を描くつもり」と書いた。しかしその後も、雑誌連載、単行本のあとがき、公式サイトなどでギャグ要素の強い作品を発表し続けており、結局のところ、やめようとしてもやめられないとのことであるが、植田まさしのようなホームドラマを描いていきたいともしている。 2011年には明治大学博物館で展覧会が、2013年には西武百貨店池袋本店の西武ギャラリーで原画展が開かれた。 2012年、KAWADE夢ムック(編集:穴沢優子)で刊行された『吾妻ひでお〈総特集〉―美少女・SF・不条理ギャグ、そして失踪』(河出書房新社)が、第43回日本SF大会で星雲賞ノンフィクション部門を受賞した。 2013年10月、アルコール依存症の入院経験を作品化した『失踪日記2 アル中病棟』を刊行。
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