ギガ・ネットワークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:11 UTC 版)
「通信カラオケ」の記事における「ギガ・ネットワークス」の解説
事務機器大手の株式会社リコーの子会社「ギガネットワークス株式会社」(後に株式会社三愛傘下入り、最末期に吸収合併されギガネットワークスカンパニー)が運営していた。 MY STAGE(マイステージ)、WONDER GIGA(ワンダーギガ) MY STAGEは1993年、WONDER GIGAは1997年発売。黎明期の人気機種だったが、機能や曲数で他社に追い抜かれ次第に稼働台数は減少、三愛(ギガネットワークスカンパニー)のカラオケ事業撤退により2002年9月30日付でサービス終了。サービス終了時の稼働台数はピーク期の100分の1にまで激減しており、まさしく壊滅的な状況であった。その後、首都圏に店舗展開するカラオケ店チェーン『パセラ』を運営する株式会社ニュートンが、両機種限定で配信された楽曲(当時1000曲前後)に目を付け、三愛から両機種の権利を取得した。現在はパセラのチェーン店舗に設置された統合カラオケシステム「Σsystem(シグマシステム)」でのみ運用されており、両機種限定で配信された楽曲を歌える日本唯一のカラオケ店であることが同チェーンのセールスポイントの一つとなっている。しかし発売から10年以上が経過した現在は老朽化が進み、機器が不調の場合は歌えないこともある。保守部品の調達も困難とみられ、将来性を危ぶむ声もある。
※この「ギガ・ネットワークス」の解説は、「通信カラオケ」の解説の一部です。
「ギガ・ネットワークス」を含む「通信カラオケ」の記事については、「通信カラオケ」の概要を参照ください。
- ギガネットワークスのページへのリンク