モミジバヒメオドリコソウとは? わかりやすく解説

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モミジバヒメオドリコソウ

(キレハヒメオドリコソウ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/12 05:12 UTC 版)

モミジバヒメオドリコソウ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
: オドリコソウ属 Lamium
: モミジバヒメオドリコソウ
L. hybridum
学名
Lamium hybridum Vill.
シノニム

Lamium purpureum var. hybridum

和名
モミジバヒメオドリコソウ
英名
Cut-leaved deadnettle

モミジバヒメオドリコソウ(紅葉姫踊り子草、学名Lamium hybridum)は、ヨーロッパ原産のシソ科植物キレハヒメオドリコソウとも。日本でも帰化植物として記録されている。

分布

フランススイスポルトガルスペインイタリアモロッコアルジェリアなどに分布[1]日本では各地で帰化植物として生育している。

形態

草高は約10-25cm[1]対生で、葉縁には顕著な鋸歯があり、深く切れこむ。

は淡紅色の唇形花で、花冠は0.5-1.25cm[1]。萼は5裂し、長さ0.5-0.75cm[1]

近縁種

本種は、同属のホトケノザL. amplexicaule)とヒメオドリコソウL. purpurea)の交雑種起源の種であるとされており、形態的にもその2種の中間的な形質を示す[2]。ホトケノザとは花の色や斑紋、葉の形などによって区別できる。ヒメオドリコソウとは特に形態が類似するが、ヒメオドリコソウの葉には深い鋸歯がないため区別できる。

脚注

  1. ^ a b c d J. Mennema (1989) A taxonomic revision of Lamium (Lamiaceae) (Leiden Botanical Series Vol 11). Brill Academic Publishers p.122
  2. ^ Ronald J. Taylor (1991) The origin of Lamium hybridum. A case study in the search for the parents of hybrid species. Northwest Science 65(3) 116-124

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