キリスト教綱要の出版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 17:54 UTC 版)
「ジャン・カルヴァン」の記事における「キリスト教綱要の出版」の解説
1536年3月、26歳のときにバーゼルで『キリスト教綱要』(初版本、ラテン語)を刊行。この本は広く読まれ、その名を世に知られた。カルヴァンは名高い論争家で、論敵との議論の必要性から『キリスト教綱要』も5度にわたって改訂・増補され、1559年出版の最終版は初版本(1巻本)の数倍もの分量になった。1541年にはフランス語版が刊行された。 同年、旅行中に偶々滞在したスイスのジュネーヴ市で、牧師のギヨーム・ファレル(英語版)に要請されて同市の宗教改革に協力する。1538年、教会勢力の拡大を恐れた市当局によってファレルらと共に追放の憂き目を見るが、約半年間バーゼルに滞在したのち、ストラスブール(シュトラースブルク)に3年間滞在した。
※この「キリスト教綱要の出版」の解説は、「ジャン・カルヴァン」の解説の一部です。
「キリスト教綱要の出版」を含む「ジャン・カルヴァン」の記事については、「ジャン・カルヴァン」の概要を参照ください。
- キリスト教綱要の出版のページへのリンク