キリスト教の日本布教とフィリピン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 10:09 UTC 版)
「日本とフィリピンの関係」の記事における「キリスト教の日本布教とフィリピン」の解説
フィリピンを拠点にフランシスコ会やドミニコ会などの修道会が、日本への布教を試みた(日本のキリスト教史参照)。 マニラにおいて中国人男性と現地の女性との間に生まれたロレンソ・ルイス(ドミニコ会士)は、1637年に長崎の西坂で殉教した。1987年、同時期に長崎で殉教した宣教師・信徒らとともに列聖され(聖トマス西と15殉教者)、フィリピン人では初の(2019年現在では唯一の)聖人となった。聖ロレンソ・ルイスは、フィリピンとフィリピン人の守護聖人とされている。 鎖国体制下の日本に潜入した最後の宣教師とされるイタリア出身のジョヴァンニ・バッティスタ・シドッティは、マニラに数年間滞在し、かつての日本人町住民の末裔や漂流民から日本語を学んで日本布教の準備を整えた。1708年にマニラから日本に向かった。
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