キャヴァリエ F-51D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 22:36 UTC 版)
「キャヴァリエ マスタング」の記事における「キャヴァリエ F-51D」の解説
最初の民間向けP-51の改装機を製作して10年経た1967年にトランス・フロリダ社は、輸出向け軍用仕様のF-51Dを製作する契約をアメリカ国防総省と締結した。この軍用機はほぼ民間型キャヴァリエの装備を改良したものであったが、地上攻撃戦闘機として最適化されていた。キャヴァリエ F-51D マスタングと呼ばれたこの機体は、単一操縦装置付き(F-51D)が9機、複式操縦装置付き(TF-51D)が2機製造された。これらの機体は新たに67-XXXXXと68-XXXXXのシリアルナンバーが付され、ピース・コンドル(Peace Condor)という名のプログラムの下で9機(2機のTF-51を含む)がボリビアへ供与された。翼端増槽付きの2機はアメリカ陸軍にチェース機として売却され、そのうちの1機がフロリダ州のエグリン空軍基地にある空軍武器博物館に保存されている。
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