キャヴァリエ マスタング II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 22:36 UTC 版)
「キャヴァリエ マスタング」の記事における「キャヴァリエ マスタング II」の解説
1967年にキャヴァリエ社は、近接航空支援と対暴動作戦用にF-51Dの派生型を開発し、これをキャヴァリエ マスタングIIと呼んだ。マスタングIIは改良されたアヴィオニクスを備え、より多くの外部武装を搭載できるように4カ所のハードポイントが追加された主翼の構造が強化され、ロールス・ロイス マーリン V-1650-724Aエンジンも改良された。 2バッチ分のマスタングIIが製造された。第1バッチ分は1968年にエルサルバドル向けに、第2バッチ分は1972年から1973年にかけてインドネシアへの輸出向けに製造された。5機のマスタングII(1機のTF-51Dを含む)が、戦闘行動半径を増やすために翼端燃料タンクを取り付けられてエルサルバドル向けに製造された。1972年には5機のマスタングIIと1機のTF-51Dがインドネシア向けに製造されたが、これらにはアメリカ合衆国国務省による戦闘行動半径制限により翼端増槽は取り付けられなかった。
※この「キャヴァリエ マスタング II」の解説は、「キャヴァリエ マスタング」の解説の一部です。
「キャヴァリエ マスタング II」を含む「キャヴァリエ マスタング」の記事については、「キャヴァリエ マスタング」の概要を参照ください。
- キャヴァリエ マスタング IIのページへのリンク