キヌの太陽【キヌノタイヨウ】(草花類)
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登録番号 | 第14259号 |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | キヌの太陽 よみ:キヌノタイヨウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社キヌ・ナーセリー | |
品種登録者の住所 | 栃木県宇都宮市桑島町362番地1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 斉藤英夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「シラユキ」に「ポコスタンブリー」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡緑黄の単色、リップ中央裂片は黄白の地色に明黄色のぼかしが入る平咲きのやや大型種である。株の大きさはやや大、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はⅢ型、向きは水平、ねじれは無、幅は51~75㎜、長さは20.1~30㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は10.1~12.5㎝、縦径は7.6~10.0㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅡ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルは淡緑黄(JHS カラーチャート2903)の単色、リップの中央裂片は黄白(同2502)の地色に明黄(同2505)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同2501)の地色に濃赤(同0408)の縞斑及び明黄(同2505)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は春である。「Taipei Gold」及び「Brother Lawrence」と比較して、セパル及びペタルの色が淡緑黄の単色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において、「シラユキ」に「ポコスタンブリー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「Taiyo」であった。 |
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