ガンプラの素材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 01:33 UTC 版)
「プラモデル#よく使われる素材」も参照 ポリスチレン (PS) が最も基本的な素材として用いられる。1983年以降に発売された商品の多くでは関節部などに柔軟性に優れたポリエチレン (PE) が用いられ、「ポリキャップ」と呼ばれる。 塗装の代わりにシールやデカールなどで色や模様を付ける場合があり、機体番号や部隊章などのマーキングシールが付属する商品もある。HGの一部やMG(マスターグレード)・PG(パーフェクトグレード)では関節部やフレームなど力がかかる部位にABS樹脂が用いられる。 また、最近ではKPS(強化ポリスチレン)という摩擦に強いポリスチレンが登場し、PSの摩耗しやすい点、PEの強度が不安である点、ABSの扱いづらさ(塗装できない、破損しやすい)全てを解決した新素材として、最近のHGUCではポリキャップPC-002と組み合わせてKPSが用いられることが多く、MGでも使用されることがある。 令和3年、バンダイナムコは、組み立て後に廃棄されることが殆どのランナー部分(必要部品を留めてある枠組み)を回収し再利用すると発表した。
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