ガス会社として設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 12:38 UTC 版)
東三電気は、設立時は「新城瓦斯株式会社」という社名であり、その名の通り都市ガス事業を目的としていた。新城瓦斯の設立日は1911年(明治44年)2月11日。設立時の所在地は愛知県南設楽郡新城町(現・新城市)字宮ノ前、資本金は2万円であった。1913年発行の会社録によると社長は新城町の長田利七という人物が務めていた。 農商務省商工局の資料によると新城瓦斯は1911年4月に開業した。1916年3月末時点で、新城町と付近町村を供給区域とし、191戸の需要家に対し当時の都市ガスの主流石炭ガスではなくアセチレンガスを供給していた。 1916年(大正5年)6月、南設楽郡東郷村八束穂(現・新城市八束穂)の牧野文斎が取締役に就任した。牧野は医者として八束穂の「信玄病院」を経営する傍ら、紡績工場・劇場・図書館などを経営した実業家である。
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