ガス入り放電管 (GDT=Gas Discharge Tube)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 04:33 UTC 版)
「避雷器」の記事における「ガス入り放電管 (GDT=Gas Discharge Tube)」の解説
最も古くからあるサージ抑制用素子である。放電による電圧制限特性を利用したものである。古くは一対の放電電極を空気もしくは真空雰囲気中に配したものであったが、今日ではネオン、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気中に電極を配したものが一般的である。従ってその特性はパッシェンの法則に従う。よって侵入したサージ電圧により放電電極間に放電が生じると、電極間のインピーダンスが急激に低下、ほぼ短絡状態となり、サージ電圧を非常に低く抑制することができる。
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