カプセル化 (通信)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 20:57 UTC 版)
コンピュータネットワークにおけるカプセル化(カプセルか、英: encapsulation)は、送信しようとしているパケット全体を、そのパケットのものとは別の通信プロトコルのペイロードに埋込んで通信する技術である。インターネットにおいて標準的に利用されている技術であり、異なるネットワーク間を相互に接続する機能を提供している他、プロトコルを変換したい場合や、通信の内容を暗号化したい場合などに利用される。
- 1 カプセル化 (通信)とは
- 2 カプセル化 (通信)の概要
- 3 概要
カプセル化・通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/25 08:11 UTC 版)
6to4では、IPv6のパケットをIPv4パケットのペイロードとしてカプセル化し、IPv4のプロトコル番号には41を指定する。IPv6パケットを6to4アドレスへIPv4経由で送る場合、IPv6パケットの前にIPv4ヘッダが追加される。そして、IPv4の宛先アドレスは、内包されるIPv6パケットのアドレス(6to4アドレス)から2002:のあとに続く32ビットのIPv4アドレスを抜き出して設定される。IPv4パケットの送信アドレスは、そのパケットをIPv4に載せ替えたホスト・ルーターのIPアドレスとなる。これらを設定したIPv4パケットは、普通のパケットと同様にIPv4ネットワーク上をルーティングされていく。
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