カダフィ政権時代のリビア軍
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「リビア軍」の記事における「カダフィ政権時代のリビア軍」の解説
詳細は「リビア軍 (カッザーフィー政権)」を参照 ムアンマル・アル=カッザーフィーが率いる若い将校と兵士のグループは、1969年9月1日のクーデター(英語版)で王政を倒した。イドリース王は自宅軟禁下で数年間過ごした。 カダフィのリビア・アラブ共和国(1977年に大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国へ移行)の下にある新しいリビア軍は、1977年7月にエジプト・リビア戦争を戦い、1972年と1978年のウガンダ・タンザニア戦争中にウガンダのイディ・アミンを支援するために数千人の軍隊を派遣し、1978年から1987年にかけて、チャド・リビア紛争を起こした。 リビア軍は2009年の時点で合計50,000人の軍隊を持っていると推定された。 2010年時点の外務省のホームページによれば、ムアンマル・アル=カッザーフィー政権の兵力は約76,000人、予備役約40,000人である。 2011年リビア内戦ではNATO軍や反体制派組織リビア国民評議会が率いるリビア人民軍などと交戦した。カッザーフィー政権崩壊によりリビア軍は一旦消滅したが、リビア暫定政府は治安維持のために正規軍の早期再建を決定し、2011年12月には軍司令官にハリファ・ハフタル将軍が任命され、参謀総長にカッザーフィー政権下で特殊部隊司令官だったユーセフ・マングーシュ(Youssef Mangoush)退役将軍が就任した。
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