カタログの背表紙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:13 UTC 版)
「コミックマーケット」の記事における「カタログの背表紙」の解説
当初カタログがただ一枚の紙だった時代、およびその後の中綴じの時代には「背表紙」は存在しなかったが1986年冬(C31)に今のような平綴じになり白い背表紙ができた。当初は「コミックマーケット×× カタログ」としか書いていなかったが、1989年冬コミ(初の幕張メッセ開催、C37)で発行されたカタログで初めて背表紙に絵が登場した。翌C38のカタログのマンガレポートにそのことに対する反響が2枚掲載されている。うち、1枚に対して編集が「カタログの背表紙の絵は永遠に続くよ」というコメントを寄せている。主に同人界で人気のあったジャンルが背表紙になっている。カタログが薄かった頃は背表紙のやや上の方とやや下のほうに交互に人物が配置されていたが今ではカタログが厚くなったため、交互に人物を配置する必要がなくなっただけでなく1作品から2人物を登場させることができるようになっている。最初期に背表紙に登場したジャンル、キャラクターは以下の通り。 C37 原稿用紙とペンを持ってイスに座っている女性、ヤマト(『宇宙戦艦ヤマト』) C38 女性、ヤマトと古代進、シャア・アズナブル(『機動戦士ガンダム』) C39 古代進、シャア、ブラスター・キッド/木戸丈太郎(『銀河旋風ブライガー』)
※この「カタログの背表紙」の解説は、「コミックマーケット」の解説の一部です。
「カタログの背表紙」を含む「コミックマーケット」の記事については、「コミックマーケット」の概要を参照ください。
- カタログの背表紙のページへのリンク