掛川S50【カケガワS50】(草花類)
登録番号 | 第12992号 | |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | ペチュニア | |
登録品種の名称及びその読み | 掛川S50 よみ:カケガワS50 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 別所雅夫、大賀利美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「掛川S1」を交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫の地色に暗灰紫色の網目模様が入る、極小輪の鉢物及び花壇向きの品種である。草型はつる性ほふく型、草丈はかなり低である。茎長は中、太さはかなり細、色は有、毛の多少は少、第1次分枝数及び第2次分枝数は多、節間長は短である。葉形は披針形、着葉角度は立ち葉、葉長はかなり短、葉幅は極狭、葉の上面の色は濃緑、ふ入り葉は無、葉の厚さはやや薄、毛の多少は少である。花の向きは斜上向き、花形は一重、花筒部の形は広、花径は極小輪、複色の有無は有、複色模様の形は網目模様、複色花の地の色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、複色花の模様の色は暗灰紫(同9218)、花弁のたい色の程度は弱、花喉部内面底部の色は明緑黄(同2704)に濃紫赤(同9709)のすじが入る、花筒部外面の色は浅緑黄(同2904)に暗灰赤(同9718)のすじが入る、花弁先端部の形は鈍、切れ込みの程度は浅い、波打ちの程度は弱、がくの形状は狭、雌ずいの形は細、雄ずいの形は小、雌雄ずいの位置は凹、雄ずいの数は中、花柄の長さはかなり短、太さは極細、開花期はやや晩である。「サンベルリクピ」と比較して、花に暗灰紫の網目模様が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の温室(静岡県掛川市)において、出願者所有の育成系統に「掛川S1」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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