オープンソース実装
【英】:Open Source implement
「実装」とは設計に対する言葉で、ソフトウェアで言えば、設計書(仕様書)を基にして実際に動作するソフトウェアを作ることを言う。実際にソフトウェアを作る場合には、設計自体は同じでも、対象となるハードウェアやOS、言語により、違ったソフトウェアとなる。そのそれぞれを実装と呼ぶ。
オープンソース実装とは、ある設計や仕様を基にした実装のうち、オープンソースとして作られたものを指す。これに対して非オープンソースとして実装されたもののうち、製品として作られたものなどをコマーシャル実装など呼ぶことがある。
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オープンソース実装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 20:23 UTC 版)
「Direct3D」の記事における「オープンソース実装」の解説
Wineでは、Unix系OSでOpenGLをバックエンドに用いてDirect3D APIを実装している。オープンソースのグラフィックスライブラリMesaでは、OpenGLを経由しないDirect3Dのネイティブ実装(Gallium NineによるDirect3D 9のネイティブ実装、Gallium3DによるDirect3D 10/11のネイティブ実装)も利用可能となっている。Wine 4.0以降では、変換ライブラリvkd3dを利用してVulkan上にDirect3D 12 APIを実現している。
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