オーバーストアの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 05:57 UTC 版)
「オーバーストア」の記事における「オーバーストアの例」の解説
栃木県宇都宮市 中心市街地にデパートが密集しすぎた結果、山崎百貨店→緑屋→ams→109、丸井→EFF(福田屋系)、十字屋、上野百貨店、西武百貨店、ロビンソン百貨店、パルコなどが相次いで閉店したり、短期で撤退した。福田屋百貨店は郊外移転。東武宇都宮百貨店のみ現存。ロビンソンは撤退後、ララスクエア宇都宮(三井不動産系)を経てトナリエ宇都宮に業態変更した。また郊外立地のGMSが飽和状態となった結果、2000年代初頭に市郊外にあったジャスコ2店と長崎屋1店が撤退した(その後長崎屋は西武百貨店跡地に進出したが、その後MEGAドン・キホーテに業態変更した。)。 詳細は「宇都宮市#大規模商業施設」を参照 山梨県甲府市 1980年代の時点で、甲府駅から徒歩10分圏以内に岡島百貨店、甲府西武、山交百貨店、パセオ、エクラン、ダイエー甲府店が密集していた。人口20万人規模では供給過多で、1990年代になるとバブル崩壊やロードサイド店舗の増加などにより相次いで閉店。2019年10月時点で残っているのは岡島百貨店とセレオ甲府(旧エクラン)のみとなっている。詳細は「甲府市中心市街地活性化基本計画#概要」を参照 広島県広島市 中心市街地に広島三越、そごう広島店、福屋などの百貨店が密集しており、売場効率が悪化していると指摘されている。2012年には八丁堀の百貨店「天満屋八丁堀店」が閉店している。 岐阜県本巣市 郊外型ロードサイド店舗のオーバーストアの例。人口3万人規模の市内に1990年代から2000年代にかけて、リバーサイドモールとLCワールド本巣(同じリオ横山が開業)、モレラ岐阜(ピエリ守山と同じ大和システムが開業)と、大型ショッピングモールが相次いで開店。いずれも「中部地区最大級のショッピングモール」を謳っていた。近隣の商圏内にもイオンモールやアウトレットパークなど大型モールの開店が相次いだ結果、リバーサイドモールは2011年に閉鎖され、2017年に解体されるまで廃墟化した状態で放置されていた。LCワールド本巣もテナント減少により本館は閉鎖、末期はタマネギの無人販売所だけとなっていた。その後リバーサイドモール跡地にはイオンタウン本巣が建設され、LCワールド本巣はテナントを入れ替えて営業再開している。詳細は「リバーサイドモール」および「LCワールド本巣」を参照
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