オルガンのためのトッカータとフーガ ニ短調 BWV 565とは? わかりやすく解説

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タウジヒ:オルガンのためのトッカータとフーガ ニ短調 BWV 565

英語表記/番号出版情報
タウジヒ:オルガンのためのトッカータとフーガ ニ短調 BWV 565Toccata und Fuge für Orgel d-moll BWV 565

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 トッカータ Toocata3分00 No Image
2 フーガ Fuge6分30秒 No Image

作品解説

執筆者: 高須 博

バロック音楽大家でもありヨーロッパ音楽の父でもあるヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750)の数多いオルガン作品の中で最も親しまれているこの曲は、アルンシュタット時代(1703-1717)初期の作とされているがいずれにせよ20才代の青年バッハ激し感情トッカータの内にフーガ組み込む自由な構成など聴くものを圧倒する若々しくたくましい力と個性あふれた作品である。
カール・タウジッヒ(1841-1871)は、リストがその「真鍮」のごとき指を絶賛したリストの最も重要な弟子であり、リスト自身暗示するとどまった高さにまで純粋な名技性を高めたといわれながらもわずか30才で亡くなった伝説ピアニストである。この編曲タウジッヒ自身ピアノのたえの自由な編曲」と記しているように、華麗なピアニズム大胆に持ち込まれ原曲オルガン重厚な特性忠実に再現しようとしたブゾーニ新古典主義編曲対照的なロマンチックなピアノのための作品となっている。

「バッハ・トランスクリプション・リサイタル1」のライナーノートより転載




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