オカザえもん誕生
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2012年、現代美術展「岡崎アート&ジャズ2012」(11月1日~12月2日)のための出品の依頼を受ける。そこで制作したのがオカザえもんだった。考案から完成するまでに約8ヶ月かかったという。もともとはイラストだったが、同美術展では着ぐるみも出品した。会期中の11月17日、アートイベント「オカザえもん in 二七市(ふないち)」を開く。 その後オカザえもんは徐々に人気を集め、2013年4月1日、岡崎市から「岡崎アート広報大臣」に委嘱された頃から、市民に広く知れ渡るようになった。同年に開かれた「ご当地キャラ総選挙2013」と「ゆるキャラグランプリ2013」では、オカザえもんはそれぞれ全国2位と全国22位に選出された。 オカザえもんの関連商品は全国規模で販売されているが、斉とは岡崎市内の業者に限って「著作権料はいらない」と申し出ている。 2013年11月、中京テレビの情報バラエティ番組『前略、大徳さん』のキャラクター、「大徳さん」を制作した。 2014年3月、愛知県警岡崎署特別警戒隊のTシャツ(絵柄はオカザえもん)をデザインした。 同年7月1日、「岡崎市制施行98周年記念式」において、産業功績者の表彰を受ける。 同年7月26日、岡崎市のイベント・サミット「おかざきコウエンナーレ2014」が開幕。そのオープニング・セレモニーに登場した「ワルザえもん」をデザインした。目は血走り、体は包帯で覆われ、ロボットのようなカギ爪を持ち、胸部には「悪」の文字が吊されたワルザえもんはセレモニー後も岡崎公園内を闊歩し、「怖すぎるゆるキャラ」として話題をさらった。 同年9月21日、高さ約8メートル「オカザえもんロボット」が岡崎公園に登場。23日には映像公開撮影も行われた。斉とは長久手市のアートユニット「ミラクルファクトリー」と共に、ロボットの各パーツの製作を手がけた。
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