アテネ国際空港
(エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/27 23:34 UTC 版)
| アテネ国際空港 "エレフテリオス・ヴェニゼロス" Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών "Ελευθέριος Βενιζέλος" Athens International Airport "Elefthérios Venizélos" |
|||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
南からの俯瞰
|
|||||||||||||
| IATA: ATH - ICAO: LGAV | |||||||||||||
| 概要 | |||||||||||||
| 国・地域 | |
||||||||||||
| 所在地 | アテネ | ||||||||||||
| 種類 | 公共 | ||||||||||||
| 運営者 | Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών Α.Ε. | ||||||||||||
| 敷地面積 | 6,470 ha | ||||||||||||
| 標高 | 94 m (308 ft) | ||||||||||||
| 座標 | 北緯37度56分10.89秒 東経23度56分40.08秒 / 北緯37.9363583度 東経23.9444667度座標: 北緯37度56分10.89秒 東経23度56分40.08秒 / 北緯37.9363583度 東経23.9444667度 | ||||||||||||
| 公式サイト | www.aia.gr/ | ||||||||||||
| 地図 | |||||||||||||
| 滑走路 | |||||||||||||
|
|||||||||||||
| 統計(2024年) | |||||||||||||
| 旅客数 | 3,185万人 | ||||||||||||
|
出典:ASO[1]
|
|||||||||||||
| リスト | |||||||||||||
| 空港の一覧 | |||||||||||||
アテネ国際空港(アテネこくさいくうこう、ギリシア語: Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών / Diethnís Aeroliménas Athinón)は、ギリシャの首都アテネの郊外にある国際空港。エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港(Διεθνής Αερολιμένας Ελευθέριος Βενιζέλος / Diethnís Aeroliménas Elevthérios Venizélos)とも呼ばれる。
概要
ギリシャ最大の空港である。アテネから東へ20km、東アッティカ県のスパタ (Spata) に所在する。敷地は6,470ヘクタールが確保されており、空港施設は大幅な拡張が可能である[2]。
エレフテリオス・ヴェニゼロスは、20世紀前半の首相の名前である。空港の正式名称は、地名と人名を併記した Διεθνής Αερολιμένας Αθηνών «Ελευθέριος Βενιζέλος» である。
歴史
2004年のアテネオリンピック開催に向けて建設されたもので、2001年3月に開港した。
もともと海岸沿いにあった旧アテネ国際空港 en:Ellinikon International Airport(ICAO:LGAT)は廃止された。なお、旧アテネ国際空港の一部は、アテネオリンピックの会場となった。
開港時は航空会社が支払う空港使用料が世界で3番目に高かった[3]。
拠点・焦点都市としている航空会社
ギリシャのフラッグキャリアであるオリンピック航空およびエーゲ航空の本拠地である。
就航路線
欧州各国はもとより世界各国への便がある。また、エーゲ海の島々を結ぶ交通の要所でもある。
空港へのアクセス
アテネ国際空港はアテネ市街地から20km離れており、鉄道やバスでアクセス可能。
鉄道
- ギリシャ国鉄 プロアスティアコス(近郊鉄道)のアテネ国際空港=キアト線の駅が空港内にあり、1日6本の列車がアハルネス・ケントロ駅、コリントス駅経由キアト駅まで運行されている。アハルネス・ケントロ駅でアテネ駅=テッサロニキ幹線の長距離列車に乗り継ぎ可能[4]。所要時間はアハルネス・ケントロ駅まで約28分、コリントスまで約1時間21分、終点キアトまで約1時間34分である。
- アテネ地下鉄 3号線が空港内に乗り入れており、1時間に2本の列車が運行されている。市街地中心部のシンタグマ駅までの所要時間は約38分である。
バス
- 市バスの急行系統が複数路線乗り入れており、主な路線ではX93系統がリオシオン=バスターミナル経由キフィソウ通りバスターミナル行きで1時間に2〜3本の運行[5]、X95系統がシンタグマ広場行きで1時間に4〜5本の運行[6]、X96系統がピレウス行きで1時間に2〜3本の運行[7]となっている。バス停は到着ロビーの前である。
- 港街のラフィナ(Ραφήνα)行きとラブリオ行きのKTEL長距離バスが1時間に1本ずつ運行されている[8]。その他の都市への長距離バスは、一旦市バスでリオシオン=バスターミナルかキフィソウ通りバスターミナルへ行ってそこから乗車する。長距離バスとエキシビジョンセンター行きのバス停は、ターミナルビルとソフィテルホテルの間の道路のバス停である。
脚注
- ^ “Air Service One”. 2025年10月27日閲覧。
- ^ “About the new Athens Int'l Airport”. 2025年10月28日閲覧。
- ^ 成田国際空港 グリーンポートレポート 2007年8月号8ページ(PDFファイル)
- ^ TrainOSE Timetable https://tickets.trainose.gr/dromologia/ , なお、2013年のダイヤではキアト行きが1時間に1本、アノ・リオシア行きが1時間に3本運行されていた。 http://www.trainose.gr/en/proorismoi/athens-suburban-railway
- ^ http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px93
- ^ http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px95
- ^ http://www.oasa.gr/xmap.php?id=px96
- ^ http://www.ktelattikis.gr/routes.php
外部リンク
固有名詞の分類
- アテネ国際空港のページへのリンク