エル・アゲイラからのロンメルの再度の進攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 15:08 UTC 版)
「ガザラの戦い」の記事における「エル・アゲイラからのロンメルの再度の進攻」の解説
1941年末のクルセーダー作戦の勝利に続き、イギリス第8軍は枢軸国軍をキレナイカから駆逐し、ロンメルが防衛拠点としたエル・アゲイラ (en) まで追いつめた。しかしながら、500 mi (800 km)を超えた進攻はイギリス軍の物資補給を困難にし、1942年1月にはさらに西方のトリポリタニアへの進攻に備え、前線の兵士を間引いて通信線の構築や物資の臨時集積場での作業に従事させる状況だった。一方、ロンメルは兵と戦車の増援を受けていて、1月21日には3縦隊の強力な装甲偵察部隊を送り出した。前線でイギリス軍の布陣に手薄な個所を発見し、すぐに偵察を攻撃に切り替えた。1月28日にはベンガジを奪還し、2月3日にはトミミ (en) に到達して、地中海岸の要塞化された港湾都市トブルクに圧力をかけた。
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