エリ (アルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/06 08:40 UTC 版)
『エリ』 | |||||
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ヤン・アッカーマン&カズ・ラックス の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | ブラリクム サウンドプッシュ・スタジオ[1] | ||||
ジャンル | ジャズ・ロック | ||||
時間 | |||||
レーベル | アトランティック・レコード | ||||
プロデュース | ヤン・アッカーマン、リシャール・デュボワ | ||||
チャート最高順位 | |||||
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ヤン・アッカーマン アルバム 年表 | |||||
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カズ・ラックス 年表 | |||||
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『エリ』(Eli)は、オランダのミュージシャン、ヤン・アッカーマンとカズ・ラックスが連名で1976年に発表したスタジオ・アルバム[注釈 1]。アッカーマンがフォーカスを脱退してから間もなく制作されたアルバムで[3]、当時アッカーマンがソロ名義で所属していたアメリカのレーベル、アトランティック・レコードから発売された。
背景
アッカーマン、ラックス、それに一部の曲でドラムスを担当したピエール・ファン・デル・リンデンは、1968年にブレインボックスというバンドを結成して活動していた[3][4][5]。またファン・デル・リンデンは、1961年にアッカーマンが結成したJohnny and his Cellar Rockersに在籍しており[6]、さらに、1969年にブレインボックスを脱退してフォーカスのメンバーになったアッカーマンに誘われて、1971年から1973年までの2年間と1975年の数か月間にフォーカスで共に活動した[7]。
また、当時トレースを率いていたキーボーディスト、リック・ファン・デル・リンデンも参加している[3]。
「フェアリーテイル」はヤスパー・ファントフが提供した曲で[1]、ファントフはジョージ・グランツと連名のアルバム『フェアリーテイル』(1979年)において、この曲を再演している[8]。
反響・評価
母国オランダでは、1976年10月30日付のアルバム・チャートで初登場14位となり、その後2週にわたって4位となるヒットを記録して[2]、Edison Award受賞を果たした[9]。一方、アメリカではBillboard 200入りを逃す結果となった[10]。
収録曲
特記なき楽曲はヤン・アッカーマンとカズ・ラックスの共作。
- エリ - "Eli" - 4:24
- ガーディアン・エンジェル - "Guardian Angel" - 4:55
- トランキライザー - "Tranquillizer" (Jan Akkerman) - 4:15
- キャント・フェイク・ア・グッド・タイム - "Can't Fake a Good Time" (Kaz Lux) - 5:20
- ゼア・ヒー・スティル・ゴーズ - "There He Still Goes" - 3:44
- ストリンドバーグ - "Strindberg" (J. Akkerman, K. Lux, Rick van der Linden) - 3:07
- ウィングス・オブ・ストリングス - "Wings of Strings" (J. Akkerman) - 3:17
- ネイキッド・アクトレス - "Naked Actress" - 5:44
- フェアリーテイル - "Fairytale" (Jasper van 't Hof) - 3:45
パーソネル
- ヤン・アッカーマン – ギター、ベース
- カズ・ラックス - ボーカル
- ヤスパー・ファントフ - キーボード
- リック・ファン・デル・リンデン - キーボード
- ワーウィック・リーディング - ベース
- ピエール・ファン・デル・リンデン - ドラムス
- リシャール・デュボワ - ドラムス
- ネッピー・ノヤ - パーカッション
- マルグリート・エシュイス - バッキング・ボーカル
- マギー・マクニール - バッキング・ボーカル
- パトリシア・パーイ - バッキング・ボーカル
脚注・出典
注釈
- ^ 2007年発売の日本盤CD (POCE-1115)の帯ではヤン・アッカーマン名義となっていたが、2014年発売の日本盤CD (WPCR-28135)ではジャケットと同様アッカーマンとカズ・ラックスの連名となっている。
出典
- ^ a b Jan Akkerman & Kaz Lux - Eli (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ a b Jan Akkerman & Kaz Lux - Eli - dutchcharts.nl
- ^ a b c 2014年再発CD (WPCR-28135)ライナーノーツ(片山伸、2014年10月21日)
- ^ Eder, Bruce. “Jan Akkerman - Biography & History”. AllMusic. 2016年1月15日閲覧。
- ^ Johnson (2015), p. 19.
- ^ Johnson (2015), p. 43.
- ^ Johnson (2015), p. 40-44, 106-107, 161-166.
- ^ Jasper Van't Hof, George Gruntz - Fairytale (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ “ヤン・アッカーマン/エリ (限定)”. CDJournal.com. 音楽出版社. 2016年1月15日閲覧。
- ^ Jan Akkerman |Awards | AllMusic
参考文献
- Johnson, Peet (2015), Hocus Pocus: The Strife and Times of Rock's Dutch Masters, Tweed Press, ISBN 978-0-646-59727-0
外部リンク
「エリ (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はエリザベスの子として産まれた
- エリックとぼくは幼稚園からの親友だ
- このエリアの境界内で
- エリザベス2世は1952年に女王になった
- エリザベス女王時代に
- エリート養成のための私立学校
- 彼女はテニス界のエリートの一人だ
- 確かに彼の意見にはむっとしたが,あいつみたいなエリートぶったやつなら当然だろう
- エリザベス1世
- エリザベス2世は英国の君主である
- エリザベスⅠ世時代
- エリザベス女王2世
- エリザベス2世
- うぬぼれの強いエリートたち
- 彼が周辺エリアのアルバイトを探す
- 製造エリアの見学(防具支給)
- 瓶詰めエリアと配送センターの見学
- 彼はデジタルエリートの代表的人物の一人と見なされている。
- 2人のデュエリストは剣を抜いた。
- エリエールは火の玉に姿を変えた。
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