ウェブトゥーンの台頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 20:32 UTC 版)
2000年代に入ると、インターネット上でページを縦にスクロールして読む電子紙芝居のような趣の「ウェブトゥーン」が登場し急速に普及する。当初は一部の漫画家から「一過性の流行に過ぎない」と批判もあったが、次第に新たな漫画のスタイルとして定着していった。 ウェブトゥーンは基本的に週1回の更新で、フルカラーで描かれている。編集者はおらず、作者の裁量による自由な創作が可能で、サイトに投稿された読者の感想がアドバイスとなり、多様な創造性に繋がっている。 給料は閲覧数に応じて支払われるが、雑誌連載の1/2程度となっており、アシスタントを雇う程の余裕は無い。多くの漫画は無料で閲覧でき、一部有料の物もあるが日本円で30円程度と価格も安い。2008年にコリアハウスからウェブトゥーンを単行本にした物が出版され好調な売り上げを記録した。
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