ウイルス性発疹疾患の鑑別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/07 14:28 UTC 版)
「発熱と発疹を起こす病気の一覧」の記事における「ウイルス性発疹疾患の鑑別」の解説
特に頻度が多いウイルス性発疹疾患についてまとめておく。これらに関しては、(1)発熱と発疹の出現時期、(2)発疹の性状、(3)合併症によって分類をしておくと非常に便利である。 発熱と発疹の出現時期二峰性発熱と発疹:麻疹 発熱と同時に発疹:風疹、水痘 解熱してから発疹:突発性発疹 発疹の出現部位と性状頚部、鮮紅色、融合あり:麻疹 顔面、淡紅色、融合なし:風疹 頬部、鮮紅色、蝶形:伝染性紅斑 躯幹、丘疹から水泡へ変化:水痘 合併症麻疹:中耳炎、亜急性硬化性全脳炎 風疹:血小板減少性紫斑病 突発性発疹:熱性けいれん 伝染性紅斑:溶血性貧血 流行性耳下腺炎:髄膜炎、難聴 単純ヘルベス:ヘルペス脳炎
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