ウィリアム・グラッドストン (第7代準男爵)とは? わかりやすく解説

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ウィリアム・グラッドストン (第7代準男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/16 06:47 UTC 版)

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第7代準男爵、サー・アースキン・ウィリアム・グラッドストン: Sir Erskine William Gladstone, 7th Baronet, KG, JP, DL1925年10月29日 -2018年3月29日[1])は、イギリスパブリックスクール教師、スカウト運動指導者。

19世紀イギリス首相ウィリアム・グラッドストンの曾孫にあたる。彼自身も曽祖父を意識し、ミドルネームのウィリアムを名前として主に使用している[2]

経歴

1925年10月29日、後に第6代准男爵となるサー・チャールズ・グラッドストン英語版とその妻イスラ(旧姓クラム)の長男として生まれる[3]

イートン校を経てオックスフォード大学クライスト・チャーチへ進学[2]。イートン校在学中の1943年から1946年にかけて王立海軍に予備役の少尉として入隊していた[2]

1949年から1950年にかけてシュルーズベリー校の副校長(Assistant Master)、ついで1951年から1961年にかけてイートン校の副校長を務めた後、1961年から1969年にかけてランシング校英語版の校長を務める[2]

1968年4月に父の死により第7代準男爵位を継承した[2]1970年から1974年にかけてはフリントシャーのカウンティ参事会員(County Alderman)を務めた[2]1972年から1982年にかけてはイギリス・スカウト連盟総長英語版を務めた[2]

また1974年から1984年にかけてクルーイド英語版副統監(DL)、1982年にはフリントシャー治安判事(JP)、1985年から2000年にかけてはクルーイド知事英語版を務めている[2]

1999年に女王エリザベス2世よりガーター騎士団ナイト(KG)に叙せられた[4]

栄典

準男爵位

1968年4月28日の父チャールズ・グラッドストン英語版の死去により以下の準男爵位を継承した[2]

勲章

家族

1962年に陸軍将校の娘バーバラ・ジェシカ・ハーディ・ビートンと結婚し、彼女との間に以下の3子を儲けた。

  • 第1子(長男)第8代準男爵サー・チャールズ・アンガス・グラッドストン英語版(1964-)
  • 第2子(長女)ヴィクトリア・フランセス・グラッドストン(1967-)
  • 第3子(次男)ロバート・ニコラス・グラッドストン(1968-)

脚注

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注釈

出典

  1. ^ “GLADSTONE” (英語). Telegraph Announcements. (2018年4月1日). http://announcements.telegraph.co.uk/deaths/223107/gladstone 2018年4月3日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i Lundy, Darryl. “Sir Erskine William Gladstone of Fasque and Balfour, 7th Bt.” (英語). thepeerage.com. 2014年10月22日閲覧。
  3. ^ Lundy, Darryl. “Charles Andrew Gladstone of Fasque and Balfour” (英語). thepeerage.com. 2014年10月23日閲覧。
  4. ^ a b イギリス王室. “Members of the Order of the Garter” (英語). The official website of the British Monarchy. 2014年10月23日閲覧。
イギリスの準男爵
先代:
チャールズ・グラッドストン英語版
(ファスクの)第7代準男爵
1968年 - 2018年
次代:
チャールズ・グラッドストン英語版
非営利団体
先代:
マクリーン男爵英語版
イギリス・スカウト連盟総長英語版
1972年1982年
次代:
マイケル・J・H・ウォルシュ英語版
名誉職
先代:
ジェイムズ・エヴァンズ
クルーイド知事英語版
1985年2000年
次代:
トレフォー・ジョーンズ



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