アンパンマンについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:27 UTC 版)
戸田によると当初はアンパンマン役へのオーディションには参加していなかったが、アンパンマン役の選考が難航してしまい、原作者のやなせたかしにデモテープを渡し、選考させたところ、戸田が選ばれたという。戸田はアンパンマン役が決まった際、絵本が原作だったことから各家庭毎に声のイメージが異なると考えたことやアンパンがどんな声を出すかわからなかった為に困惑してしまったといい、原作者のやなせからもアンパンマンについて「世界一弱いヒーローです」と語るのみで演技に関しての注文は一切受けなかったことで、現場で出た声をそのまま出し続けていたという。 アンパンマンのレギュラー陣とは旅行に行く程の仲であり、原作者のやなせも第1回の収録現場に来訪して以降長らく親交があったが、2013年にやなせが他界。やなせの訃報でショックを受けた戸田は「もうやれない」と落ち込み降板も考えたが、翌年の正月に仙台アンパンマンこどもミュージアムに行った際に子どもたちがアンパンマンを応援している様子を見て、アンパンマン役を続けることが使命だと考えを改め、やなせを偲ぶ会に出席した際には「1本でも多く続けていきたい」と決意を語っている。 戸田はアンパンマンという番組について、「うまくいったら『100年続く番組』と言ってるんですね。何も変わらない、偉大なるマンネリです。ずっとこれを通しています」と語っている。
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