酸
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化学において、酸(さん、英: acid)とは、一部の化学物質を指す総称である。具体的な定義は後述。塩基の対義語。
概要
一般に、プロトン(H+)を与える、または電子対を受け取る物質である。歴史上、概念の拡大を伴いながら、幾つかの定義が考えられた。
酸・塩基は相対的な概念である。ある物質に対する酸が、他の物質に対して塩基であることが多い。例えば、水はアンモニアに対して酸である(H+を与える)が、塩化水素に対して塩基である(H+を奪う)。
酸の塩基度
酸の1分子中に含まれる水素原子のうち、金属原子で置き換えられる水素原子の数をその酸の塩基度といい、塩基度2以上の酸を多塩基酸と呼ぶ。
一塩基酸
一塩基酸は中和反応において、一分子につきひとつのプロトンを出す。
(例:HA=一塩基酸):
外部リンク
アレニウス酸 (Arrhenius acid)
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