アルメレ・シティFC
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アルメレ・シティFC | ||||
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原語表記 | Almere City Football Club | |||
愛称 | De Zwarte Schapen (The Black Sheep) | |||
クラブカラー | 赤 | |||
創設年 | 1972年 | |||
所属リーグ | エールステ・ディヴィジ | |||
ホームタウン | フレヴォラント州・アルメレ | |||
ホームスタジアム | ![]() ヤンマー・スタディオン |
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収容人数 | 4,501 | |||
代表者 | ![]() |
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監督 | ![]() |
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公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
アルメレ・シティFC(Almere City Football Club)は、オランダの中部、フレヴォラント州の都市アルメレを本拠地とするサッカークラブである。2025-26シーズンはエールステ・ディヴィジに登録されている。旧名「FCオムニワールド」。
歴史
1900年代
1972年創立。この年、DWSとBlauw-Witが合併してFCアムステルダムとなった。 その後、1980年に本拠地をアムステルダムからアルメレに移すことになり、それに伴いクラブ名を「Sporting Flevoland」に変更した。
1997年、名称を「FCオムニワールド」に変更。2005年、ようやくFCオムニワールドのプロ化が承認され、エールステ・ディヴィジへと参入することになった。初の公式戦は2005年8月12日のBVフェーンダムとの試合になるはずであったが、キックオフ前に大雨のせいで試合は延期となってしまった。
アルメレ・シティFC
2010年3月、名称を現在の「アルメレ・シティFC」に変更[1]。11月16日、クラブの株を「Kroonenberg Groep」が100%購入し、アルメレ・シティのスタジアムも同グループの保有物となった。
2010-11シーズン、アルメレ・シティはリーグ戦を18位で終了し、リーグ最下位となってしまった。FCオスがトゥヴェーデ・ディヴィジからの昇格を要求したため、アルメレ・シティの降格が決まりかけたが、2011年6月8日にRBCローゼンダールが破産し、3部降格処分となったことでアルメレ・シティの降格は消滅した。
2017-18シーズン、昇格プレーオフで第一ラウンドでMVVマーストリヒトを準決勝でローダJCに競り勝ち、勝てば史上初のエールディヴィジ参入というデ・フラーフスハップとのプレーオフ決勝に臨んだアルメレ・シティだったが、89分まで1-0とリードしていたのにもかかわらず、痛恨のPKを献上し、延長戦で逆転された。これにより、アルメレ・シティ史上初の1部参戦はなくなった。
2018-19シーズンからスタジアムの芝を13年間使用した人工芝からより品質の高い天然芝に変更した。[要出典]
アルメレという土地柄、クラブの歴史は他のオランダのクラブに比べて浅いが、アヤックス・アムステルダム所属のユルヘン・エケレンカンプや元オランダ代表のフィンチェント・ヤンセンなど、多くの有望選手を輩出している。
アヤックスの提携クラブということもあり、指導者の多くはアヤックスから派遣されている。[要出典]
2022-23シーズン、エールステ・ディヴィジのレギュラーシーズンを3位で終え、プレーオフを制してエールディヴィジ初昇格を達成した。
2024-25シーズンはエールディヴィジ最下位でエールステ・ディヴィジ降格となった。
2025年7月7日、本拠地アルメレ・シティ・スタディオンの施設命名権を取得しているヤンマーがアルメレ・シティFCを買収することが発表された。不動産デベロッパーのクローネンベルフグループ (Kroonenberg Groep) との間でクラブの全株式とスタジアムの買収に関する契約を締結しており、王立オランダサッカー協会 (KNVB) のプロサッカーライセンス委員会の承認を経て、正式に買収が成立する見込みである[2]。
獲得タイトル
国内タイトル
なし
国際タイトル
なし
過去の成績

シーズン | ディビジョン | KNVBカップ | ||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | ||
2005-06 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 7 | 8 | 23 | 50 | 87 | 29 | 19位 | 2回戦敗退 |
2006-07 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 11 | 8 | 19 | 55 | 82 | 41 | 16位 | 1回戦敗退 |
2007-08 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 11 | 14 | 13 | 56 | 55 | 47 | 13位 | 3回戦敗退 |
2008-09 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 8 | 6 | 24 | 50 | 65 | 30 | 20位 | 3回戦敗退 |
2009-10 | エールステ・ディヴィジ | 36 | 11 | 7 | 18 | 40 | 65 | 40 | 14位 | 2回戦敗退 |
2010-11 | エールステ・ディヴィジ | 34 | 8 | 7 | 19 | 46 | 84 | 25 | 18位 | 3回戦敗退 |
2011-12 | エールステ・ディヴィジ | 34 | 11 | 7 | 16 | 52 | 62 | 40 | 13位 | 3回戦敗退 |
2012-13 | エールステ・ディヴィジ | 30 | 10 | 1 | 19 | 41 | 67 | 31 | 13位 | 2回戦敗退 |
2013-14 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 11 | 8 | 19 | 49 | 65 | 41 | 18位 | 2回戦敗退 |
2014-15 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 13 | 9 | 16 | 64 | 63 | 48 | 10位 | 3回戦敗退 |
2015-16 | エールステ・ディヴィジ | 36 | 14 | 8 | 14 | 68 | 66 | 50 | 8位 | 3回戦敗退 |
2016-17 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 17 | 8 | 13 | 74 | 66 | 59 | 8位 | 2回戦敗退 |
2017-18 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 15 | 7 | 16 | 70 | 76 | 52 | 9位 | 2回戦敗退 |
2018-19 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 19 | 5 | 14 | 60 | 63 | 62 | 7位 | 2回戦敗退 |
2019-20 | エールステ・ディヴィジ | 29 | 13 | 5 | 11 | 44 | 42 | 44 | 9位 | 1回戦敗退 |
2020-21 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 22 | 9 | 7 | 75 | 48 | 75 | 4位 | |
2021-22 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 11 | 8 | 19 | 57 | 69 | 41 | 14位 | |
2022-23 | エールステ・ディヴィジ | 38 | 21 | 7 | 10 | 58 | 41 | 70 | 3位 | |
2023-24 | エールディヴィジ | 34 | 4 | 10 | 20 | 23 | 64 | 22 | 18位 |
現所属メンバー
2023年12月29日[3]現在 注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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現監督
ローン移籍
- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
ヨニー・レップ 1996-2001
ペーター・ブーフェ 2007-2009
ヘンク・ウィスマン 2009-2011
ディック・デ・ブール 2011-2012
エドウィン・ファン・アンケレン 2012
フレッド・グリム 2021-2015
マールテン・ステケレンブルフ 2015
マルコ・ヘーリング 2015
ジャック・デ・ヒーア 2016-2018
ミチェレ・サントーニ 2018-2019
オーレ・トビアセン 2019
ロバート・モレナー 2019
オーレ・トビアセン 2019-2021
イェルーン・ライスダイク 2021
ヘルトヤン・フェルベーク 2021
アレックス・パストール 2022-2024
ヘドヴィヘス・マドゥロ 2024
イェルーン・ライスダイク 2025-
歴代所属選手
GK
デニス・ヘンテナール 2012-2013
マルコ・ファン・ドゥイン 2013-2015
マイケル・ウッド 2020-2021
DF
ディオン・マローネ 2008-2012
MF
ウサマ・アサイディ 2006-2008
ポール・ムルダース 2007-2009
ヒシャム・ファイク 2012-2014
ロドニー・スナイデル 2014-2015
パブロ・ロサリオ 2015-2016
FW
ノルディン・アムラバト 2006-2007
フィンチェント・ヤンセン 2013-2015
ペレ・ファン・アメルスフールト 2015-2016
シルフェステル・ファン・デル・ワーテル 2016-2018
脚注
- ^ “Omniworld wordt Almere City” (オランダ語). telegraaf.nl (2010年3月15日). 2020年6月13日閲覧。
- ^ 『Yanmar tekent overeenkomst voor overname Almere City FC』(プレスリリース)アルメレ・シティFC、2025年7月7日 。2025年7月7日閲覧。
- ^ “Spelerslijst 2023-2024” (オランダ語). Almere City FC. 2023年12月29日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- アルメレ・シティFC (AlmereCityFC) - Facebook
- アルメレ・シティFC (@almerecityfc) - X(旧Twitter)
- アルメレ・シティFC (@almerecityfc) - Instagram
- アルメレ・シティFC (@almerecity_fc) - TikTok
- アルメレ・シティFC - YouTubeチャンネル
- Fansite Almere City FC
- Website amateurafdeling - sportingalmere.nl
アルメレ・シティFC
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「アルメレ・シティFC」の記事における「アルメレ・シティFC」の解説
2010年3月、名称を現在の「アルメレ・シティFC」に変更。11月16日、クラブの株を「Kroonenberg Groep」が100%購入し、アルメレ・シティのスタジアムも同グループの保有物となった。 2010-11シーズン、アルメレ・シティはリーグ戦を18位で終了し、リーグ最下位となってしまった。FCオスがトゥヴェーデ・ディヴィジからの昇格を要求したため、アルメレ・シティの降格が決まりかけたが、2011年6月8日にRBCローゼンダールが破産し、3部降格処分となったことでアルメレ・シティの降格は消滅した。 2017-18シーズン、昇格プレーオフで第一ラウンドでMVVマーストリヒトを準決勝でローダJCに競り勝ち、勝てば史上初のエールディヴィジ参入というデ・フラーフスハップとのプレーオフ決勝に臨んだアルメレ・シティだったが、89分まで1-0とリードしていたのにもかかわらず、痛恨のPKを献上し、延長戦で逆転された。これにより、アルメレ・シティ史上初の1部参戦はなくなったしまった。 2018-19シーズンからスタジアムの芝を13年間使用した人工芝からより品質の高い天然芝に変更した。 アルメレという土地柄、クラブの歴史は他のオランダのクラブに比べて浅いが、アヤックス・アムステルダム所属のユルヘン・エケレンカンプや元オランダ代表のフィンチェント・ヤンセンなど、多くの有望選手を排出している。 アヤックスの提携クラブということもあり、指導者の多くはアヤックスから派遣されている。
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