アラスカ州の特殊事情とは? わかりやすく解説

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アラスカ州の特殊事情

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 23:26 UTC 版)

アラスカ州の郡一覧」の記事における「アラスカ州の特殊事情」の解説

19の郡 (Borough) は、1962年から順次設置され地方自治体である。他の州の郡 (County) 相当の行政単位であり、訳語としてはどちらも「郡」を用いている。人口比較的多い地域が郡として組織されており、他州の "County" と同様な機能果たしている。しかし、これら19郡では州領域半分下しカバーされておらず、残り地域総称として自治郡 (Unorganized Borough) と呼ばれている。 11国勢調査地域は、地方自治体ではない(海外領土以外の郡相当の地域の中で、これらのみが地方自治体ではない)。1970年国勢調査の時から、いずれの自治郡にも属さない自治郡領域に、国勢調査局アラスカ州協働して設けた地方区分である。ほぼアラスカ州下院議員選挙区一致している。これらの地域純粋に統計目的のみの郡相当地域として存在しており、統治組織持たない。 これらを合わせて29の郡相当の地域として扱うのが一般的だが、非自治郡を1郡と数えて19boroughとすることもある。 非自治郡の中のある地域直接アラスカ州政府公共サービス受けており、通常の場合アラスカ州トルーパーズの法執行警察)と教育関連予算確保である。 6の郡は、郡 (Borough) であると同時にそれ自体1つの市である市郡となっており、他の州統合市郡consolidated city-county)に相当するジュノー市郡ヘインズ郡、シトカ市郡、ヤクタト市郡ランゲル市郡およびアンカレッジ自治市がこれに該当するアンカレッジ場合法律上の名前は "Municipality of Anchorage" (アンカレッジ自治市)となっているが、州法の下で統合市郡考えられている。ただしこれらは、郡に属さない市である独立市 (independent city) ではない。

※この「アラスカ州の特殊事情」の解説は、「アラスカ州の郡一覧」の解説の一部です。
「アラスカ州の特殊事情」を含む「アラスカ州の郡一覧」の記事については、「アラスカ州の郡一覧」の概要を参照ください。

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