アメリカ海軍機・アメリカ陸軍機・アメリカ海兵隊機・アメリカ沿岸警備隊機の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:25 UTC 版)
「エアフォースワン」の記事における「アメリカ海軍機・アメリカ陸軍機・アメリカ海兵隊機・アメリカ沿岸警備隊機の場合」の解説
同様に大統領が他の軍などの航空機に搭乗した場合、そのコールサインは以下のようになる: アメリカ海兵隊機に搭乗した場合:マリーンワン(Marine one) 本コールサインを使用する機体は通常ヘリコプター。VH-3D、VH-60Nの大統領専用機体が存在する。 アメリカ陸軍機の場合:アーミーワン(Army one) 1957年から1976年まで、アメリカ海兵隊と共に輸送を担当していたヘリコプターが本コールサインを用いた。 アメリカ海軍機の場合:ネイビーワン(Navy one) 2020年現在まで、2003年5月1日にカリフォルニア州サンディエゴ沖の太平洋に浮かぶ原子力空母「エイブラハム・リンカーン」に向かうためにジョージ・W・ブッシュ大統領を乗せた対潜哨戒機のS-3 ヴァイキングが使用した一例のみ。 アメリカ沿岸警備隊機の場合:コーストガードワン(Coast Guard one) 2020年現在まで、本コールサイン使用実績は無し。 民間機の場合:エグゼクティブワン(Executive One) 通常アメリカ合衆国大統領は、プライベートな場合を含め民間機に乗ることは無いが、リチャード・ニクソンだけがしばしば用いた民間機が本コールサインを使用した。 大統領の家族が搭乗する機を識別する場合、軍用機・民間機の区別はなく、シークレットサービスまたはホワイトハウスのスタッフの判断によってエグゼクティブワン・フォックストロット(Executive One Foxtrot)のコールサインを使用する。フォックストロット(Foxtrot)はfamilyの頭文字であるFに相当するフォネティックコード。
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