アメリカによる運河構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:18 UTC 版)
「ニカラグア運河」の記事における「アメリカによる運河構想」の解説
狭い中米の地峡に運河を作る構想は、スペインによるアメリカ大陸植民開始の直後からあり、19世紀始めにはナポレオン三世も「ニカラグア運河計画」の実現可能性が高いことを著した。もう一つの有力ルートであるパナマ運河は、フランスが開鑿に着手したが、19世紀末に頓挫した。 20世紀になって、大西洋と太平洋に国土がまたがるアメリカ合衆国が、中米運河計画に乗り出したが、ニカラグア運河にはモモトンボ山の噴火による危険を指摘する反対論があり、パナマ運河を1914年に開通させた。 太平洋に近いニカラグア湖と、そこからカリブ海に流れるサン・フアン川を利用する航路が想定されていた。
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