アミノ酸スコアの計算方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/20 03:36 UTC 版)
「アミノ酸スコア」の記事における「アミノ酸スコアの計算方法」の解説
アミノ酸スコアの計算方法は、タンパク質を構成する窒素1g あたりに占める各必須アミノ酸のmg 数で表され、FAO/WHO等による合同委員会が基準としたアミノ酸評点パターンに対する割合で算出される。タンパク質を構成する窒素1gは、平均すれば6.25gのタンパク質に相当する。基準とする必須アミノ酸パターンと各食品たんぱく質中の必須アミノ酸の比率を比較して、最も数値の低いアミノ酸(第一制限アミノ酸)の数値を評価値とする方法であり、化学的評価方法とも呼ばれている。 FAO/WHO/UNU(1985年)アミノ酸基準値アミノ酸1985年基準値 (mg)(参考)1973年基準値 (mg)イソロイシン 180 250 ロイシン 410 440 リジン 360 340 含硫アミノ酸(メチオニン+ システイン) 160 220 芳香族アミノ酸(フェニルアラニン+ チロシン) 390 380 トレオニン 210 250 トリプトファン 070 060 バリン 220 310 ヒスチジン 120 -
※この「アミノ酸スコアの計算方法」の解説は、「アミノ酸スコア」の解説の一部です。
「アミノ酸スコアの計算方法」を含む「アミノ酸スコア」の記事については、「アミノ酸スコア」の概要を参照ください。
- アミノ酸スコアの計算方法のページへのリンク