アターイフとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アターイフの意味・解説 

カターイフ

(アターイフ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/16 22:20 UTC 版)

カターイフ
(アターイフ)
قطايف
カターイフ
種類 ペイストリー
地域 アラブ世界
主な材料 セモリナ粉、イースト、水、チーズ、砂糖
その他お好みで ピスタチオ
テンプレートを表示

カターイフアラビア語: قطايف UNGEGN式 :Qatāif)は、中東菓子。カダーイフ、カタイエフ、カタイフ、ガダーイフと表記する場合もある。「ق」(「Q」)を発音しない地域ではアターイフ(アタイエフ、アタイフ、アダイフ)になる。

概要

円形のパンケーキ状の軟らかい生地で、チーズもしくはキシュタや、ナッツのフィリングを二つ折り状に包んで揚げる。オーブン焼きの場合もある。出来たものに甘いアタール(シロップ)をかけて食べる。最終的に揚げたり焼かれたりしないまま食されることもある。

起源はファーティマ朝である[1]イスラム教ラマダーンデザートとしては、クナーファ(カダイフ)とともに最もよく知られている[1]。ラマダーンのイフタール[注 1]の代表的なデザートである。

脚注

注釈

  1. ^ イスタール(アラビア語: إفطار 英語: Iftar)は朝食。ラマダーンのイフタール(朝食)は、その日の断食を終えた日没後である[2]

出典

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アターイフ」の関連用語

アターイフのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アターイフのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカターイフ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS