アジア記者クラブ主催講演
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 23:02 UTC 版)
「マルコポーロ事件」の記事における「アジア記者クラブ主催講演」の解説
アジア記者クラブは、西岡と木村を招いて、会合で2人に『マルコポーロ』廃刊事件とホロコースト見直し論に関する講演を行わせた。西岡と木村が掲載メディアを失ったことに対して同情的なメディアもあったが、ホロコースト見直し論者である西岡と木村を招いて講演を行わせたことに、歴史修正主義的な歴史認識に批判的な同記者クラブ関係者は反発し欠席するなど、同クラブの反応は分かれた。 オウム真理教への強制捜査などの報道の中、世論の多数が廃刊やむなしで収束したことにより、この事件の報道は下火となっていったが、文藝春秋で開かれたSWCによるセミナーのやりとりが密かに録音され、『噂の真相』で記事として暴露された。だが、このような散発的に書かれるセンセーショナルな記事も、『マルコポーロ』編集部の編集責任の欠如を結果的に強調するものとなり、『マルコポーロ』廃刊やむなしとの世論を補完する方向に作用した。
※この「アジア記者クラブ主催講演」の解説は、「マルコポーロ事件」の解説の一部です。
「アジア記者クラブ主催講演」を含む「マルコポーロ事件」の記事については、「マルコポーロ事件」の概要を参照ください。
- アジア記者クラブ主催講演のページへのリンク