れんだい

デジタル大辞泉

れん‐だい【^×簾台】

読み方：れんだい

１ 前方に御簾(みす)を垂らした一段高い座敷。

２ 貴人の他行のとき、または婚礼の際に床飾りに用いた衝立(ついたて)。

れん‐だい【^×蓮台】

読み方：れんだい

蓮華の形に作った仏像の台座。蓮華座。転じて、阿弥陀仏の浄土に往生する者が身を托するもの。蓮華台(れんげだい)。

れん‐だい【^×輦台／^×蓮台】

読み方：れんだい

江戸時代、川を渡る客を乗せた台。ふつう、板に2本の担い棒をつけたもので、4人でかついだ。また、大名・貴人を駕籠(かご)のまま乗せるものは大高欄といい、2、30人でかついだ。

刀剣用語解説集

蓮台（れんだい）

蓮華とも書く。刀身に施される彫刻の多くは密教の影響を強く受けたもので、彫刻の素材である素剣・護摩箸・独鈷などはいずれも不動明王を擬した密教装飾具である。蓮台は蓮華座とも称し蓮華を形取った神仏の台座のことで、刀身彫刻では剣・索・梵字などの下に添えて彫られる。一方、素剣等の上に彫られた蓮華文様は頂上蓮華と称され、不動明王の頭冠を表わしたもので蓮台とは本来の意味を異にする。

高松の方言

れんだい(住居)

方言	意味
れんだい(住居)	板塀(いたべい)・焼き板塀。簾(すだれ)代わりに用いるというので，簾代(れんだい)の名が生まれたといわれている。