より効率的なコンピューター端末の需要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 01:49 UTC 版)
「IBM 3767」の記事における「より効率的なコンピューター端末の需要」の解説
1960年代から1970年代には、メインフレームコンピューターの環境は、パンチカードを入出力におもに使う大きなコンピューター室だけの環境から拡張されて、遠隔地にある端末機によるデータの入出力へ移っていった。この目的で、IBM 2741(伝統的なスタートストップ・プロトコルを利用)などのプリンター、IBM 2260、IBM 3270などの表示装置(BSC手順を利用)などが使われるようになっていた。 しかし、より効率のいい通信手順を使い、より効率的な信頼性も高い、新しいプリンターや表示装置の需要も強く、1974年9月にIBMは「通信の高度化機能」の発表を行い、そこでIBM 3767通信端末機とIBM 3770通信・システムを発表し、これらは新しいSystems Network Architecture(SNA)という通信アーキテクチャーの基でSynchronous Data Link Control (SDLC)プロトコルを実装した。またその後1975年7月には、IBM 3760データ入力ステーション、IBM 3270の新しいモデル、IBM 3790通信システムなどを発表している。.
※この「より効率的なコンピューター端末の需要」の解説は、「IBM 3767」の解説の一部です。
「より効率的なコンピューター端末の需要」を含む「IBM 3767」の記事については、「IBM 3767」の概要を参照ください。
- より効率的なコンピューター端末の需要のページへのリンク